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「東京」に留まるか。「田舎」に帰るか。上京者が抱える答えのない問題に解決策はあるのか。

上京者の悩み

頭をかかえる 外国人

著作者:xn3ctz

 

地方で生まれ育った人の中には、一度は東京で生活をしてみたいと考えたり、または東京で就職して、そのまま住みついてしまう人も多いと思います。

東京での生活が順調なときは、田舎の親の連絡が鬱陶しいと感じ、ぞんざいな扱いをすることもあります。

しかし、一度つまずいてしまうと、東京という街の大きさにすべてを飲み込まれてしまいそうな恐ろしい感覚を覚えます。

そういったとき、田舎にいる親からの連絡があると、自分には帰る場所があると知り、グッと心が惹かれます。

 

わたくしは地方出身者であります。

20代前半は好きなことをして生き、東京に来たのは26歳。その年で大学に入ると決めたのが切っ掛けでした。

 

それからおよそ10年の月日が経過しました。

自分が思い描くような人生を送れているかと訊かれれば、

 

「否」

 

としか言えません。

 

もはやどういった人生を思い描いていたのかさえ忘れてしまいました。

 

再度言いますが、うまく波に乗れれば、東京という大都市ほど面白い土地はありませんが、一度波に飲み込まれれば、これほど生きることに苦しい土地もありません。

 

上京者がこのような状態になったときに考えるのは、

 

「このまま東京に留まるか。田舎に帰るか」

 

この選択肢が浮かんでくると思います。この選択肢に答えはあるのでしょうか。

 

結論から言えば正解はありません。

 

状況を見極める

上京者それぞれが置かれている立場や環境は違いますから、正解なんてないのですが、もし何か言葉を求められたらこう言います。

 

「生きていけると思うなら東京でも田舎でも同じ」

 

土地を移動することで一番の問題は、

「喰っていけるか」

なのです。

既婚でも未婚でも子持ちでも、突き詰めればこれらは問題ではありません。

一番大きな問題は、その土地で「喰っていけるかどうか」なのです。

 

田舎に帰ることに二の足を踏むのはお金を得るための仕事があるか。これが大半の部分で、これが解決できれば東京でも田舎でも、コンビニがないような偏狭な土地でも生きることができるのです。

どこかの会社に勤めて給料をもらわなくても、もし、ブログ運営でGoogleから生きるに十分な広告費をもらっていたり、またはアフィリエイトで収入を得ていたり、株やFXで月20万でも利益があれば、田舎で生きていけるのです。政令指定都市の札幌でも月20万あれば生きていけます。

既婚者で子持ちでも、生きるに十分な収入があればいいわけです。

 

田舎に戻ろうかどうしようか悩んでいる人の話を聞くと、

「就職先がないから帰っても生活できない」

という言葉が返ってきますが、就職先がなくても自ら稼ぎだす力があって、喰っていけるお金を得ることができれば就職先なんて必要ありません。働いて稼いだ20万とGoogleアドセンスで稼いだ20万に違いはありますか? 同じ20万ではないですか。

 

一時期わたくしも東京に残ろうか田舎に帰ろうか悩んでいました。いや今でも悩んでいます。

さいわい未婚なので身軽なのですが、帰ることに二の足を踏んだのは、はやり、

「仕事があるかどうか」

が不安でした。

年齢も若くないですし、これといったスキルもない人間なので、今から東京より規模が小さい街に帰ってどうなのだろうと考え悩みました。

 

「仕事がない」

と言っている人の中には、本当にド田舎過ぎて、隣の家まで車で10分。買い物は車で30分。なんて土地に住んでいるのかもしれません。そういった極端な土地は現実的に帰るのは難しいとしても、たいていの人はコンビニやスーパーがあるような土地ではないでしょうか。

 

極端な例を除いたとき、わたくしはこの「仕事がない」という考えを、改めようと最近思っています。

 

「仕事は、あります」

 

たまにネットで地元の求人を見たりするのですが、仕事はあるんですよ。

ただ、7〜8割りは、

「居酒屋」

「警備」

「ビル掃除」

「コンビニ」

です。

東京のように、「Googleに携わる仕事」「広告の企画進行」「大手企業のサイト構築」「エキストラ」なんて仕事はほとんどありません。が、地方にも仕事はあります。選ばなければ。

 

「仕事がない」

というのは、たぶん、

「やりたいような仕事がない」

ということではないでしょうか。

東京でスーツを着てバリバリ仕事をしていた人が、何かの切っ掛けで仕事を辞めて、田舎に帰って再就職しようと地元の求人を見て、「仕事がない」と言うのは、正確に言えば「やりたいような仕事がない」ことなんだと思います。

 

どのような人生設計になっても、食い繫いでいくだけなら東京で生きていたほうが無難です。大都市であるからこそ、さまざまな生き方をしている人がいます。そのことにいちいち気をとめる人はいませんし、その分こちらも気が楽です。

 

しかし田舎に帰れば、東京から比べ規模が小さい分目立ちます。多少は人の目が気になります。

 

田舎に帰ったときに、もし希望するような仕事に就けなくても、喰っていくためにどのような仕事でもできるという構えが、分かれ目になります。

あなた自身が考えているラインから下と思えるものでも、喰うためにそれをできるかどうかです。

 

「おれはできる!」

と、口ではなんとでも言えますが、実際にやろうと思ってもできません。そこにはよかったときの自分の姿や、描いていた将来像があなたの気持ちを邪魔するからです。

 

生きるためにこの気持ちを乗り越えられるなら、田舎に帰る選択肢を選んでもいいと思います。

 

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