2016年のドル円相場を勝手に予想してみる
ドル円相場
2015年のドル円は円安傾向でした。
これはアメリカ経済の回復=ドルの強さが際立っていたということと、さらに黒田バズーカーの影響もありジリジリと円安に向かっていったところもあります。
FRBは予想通り利上げに踏み切りました。これでさらなるドル高になると考えられるように思われますが、2016年は円高になると思います。
円高といっても1ドル100円ということはないでしょうが、116円ぐらはあるかもしれません。
よくよくドル円チャートを見てみると、ドル円が大きくふれたのは黒田バズーカーが発射されたときだけです。ようするに日銀が追加緩和をおこなったときだけですね。
この日銀の追加緩和。政府が消費税を上げるから日銀に緩和をしてもらったことが始まりです。
消費税は8%になりましたが、10%にはなっていません。安倍さんは消費税10%を2015年10月を予定していましたが、2017年4月まで先延ばしにしました。
「消費税増税=黒田バズーカー発射」
なので、市場によっぽどの混乱がなければバズーカーは発射する意味を持っていないと思います。
もしバズーカーが発射されるのであれば、それは選挙対策としてではないでしょうか。
2016年7月の参議院選前。あるいは2017年の消費税10%前と思われます。
そうなった場合、先に上げたチャートでもわかるようにバズーカーがなければ円安になりづらいということが考えられます。
さらに言えば、FRBのイエレン議長も過度のドル高はアメリカ経済によくないとも発言していることを踏まえれば、一本調子にドル高とはなりにくいとわたくしは考えます。
この考え如何なものか。