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『1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法』クリス・ギレボー【著】読んでみた

BOOKs

 小額で起業を目指す

1万円起業 文庫版――片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法

1万円起業 文庫版――片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法

 

  本書は以前、単行本で発行されていました。現在は文庫本で購入でき、2015年5月に発行されました。

 単行本のときから目を引く題名で、書店に行くたびに見かけていたので購入したいとは思っていたのですが、そのまま購入することはありませんでした。

 少し前に書店に行ってこの文庫本を見つけたので購入しました。

 筆者はクリス・ギレボーという方で、作家、起業家、トラベラーという肩書きを持っています。

 近年、海外だけでなく、日本でも小額で、なおかつ一人起業ということが現実にできるようになっています。リスクを極力抑え成功につなげる。もし失敗してもすぐにやり直せるように起業自体小さくはじめることは可能です。

 本書は書名のとおり1万円で起業を実現した人たちをとおして、どのような事業を小額の投資ではじめたのかを紹介しています。3部立て全14章の構成です。

起業はできるがアイデアが必要

  • 貯金はいらない
  • 会社を辞めなくても始められる
  • 主婦の方にも向いている

 とは腰巻きには書かれていますが、実際読んでみると本書で登場した人たちもそう簡単に起業を実現しているとは思えません。日本より起業が容易な海外でのことを紹介しているとはいえども、ある程度の準備とアイデアは必要です。

「よし明日起業するためにこれを読んでおこう」

 と、そんなあまいものではありませんのでご注意ください。

 登場人物がどのような事業で起業したかというと、自分の得意分野や今続けている仕事の延長線上の分野で起業するパターンが多く書かれています。

 起業のタイミングとしてはリストラはもちろん、なんとなく始めた副業として。さらにはあるとき感じた日常の不便さを自ら解決するために。そういったことがはじまりで、気がついたら事業が成り立っていたということです。

 わたくしはこういった書籍をよく購入します。それは起業したいからなのですが、「簡単」「片手間」とか聞こえのいいことが書かれていても、実際なにもない人間がそう簡単に起業できるとは思えません。いくつものアイデアを思いつくのは大切なことですが、それを実現できる技術や知識がなければやはり起業は簡単ではありません。

 それでもそれを実現したいという情熱がなければはじまりませんが、技術も知識も持ち合わせていないのであれば、その情熱はいったん学びの方に向けないとダメだと思います。

 たとえば、プログラミングの知識があるなら今の時代ならアプリを作成することも可能でしょう。

 強みとなる専門的な知識が一つでもあるならコンサルタントとしてお金をかけずに起業は可能でしょう。

 今持っている知識をお金に換える。今持っている技術を活かして起業する。それでなければやはりある程度の知識は必要となります。

 ただ本書を読んでいると、「これがお金になるのか」「趣味程度だった知識でも必要としている人はいるのか」と、登場人物がどのような事で起業したのかを知ることができるので、起業は難しいと考えている人にとっては、この一冊を読むことでハードルは低くなると思います。

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