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『ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣』本田健【著】を読んでみた

前向きになれる一冊

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

 

  友人の家に行ったときに、友人からもらったものです。処分しようと思っていたらしく、それならください。とお願いしていただきました。

 本書は2003年に発行されたものです。わたくしが読んだのは文庫本となっているものでした。

 2003年というと9.11後、リーマン・ショック前となり、書かれている内容とは時差があります。

 ただ、ビジネス書とは違っていますので、現在のようにスマホが普及して、技術が発達し、そしてこれからの時代、それらの技術を使用して、どのようにビジネスを進めていけばいいかというようなものではなく、小さな流れから大河のようになるにはどのようなことを実行し、どのような姿勢で臨むかを説いています。

  • 「ユダヤ」
  • 「大富豪」
  • 「お金持ち」
  • 「秘訣」

 と書かれていると、本書にあるエッセンスを取り組めば幸せなお金持ちになれると考えがちですが、そんな簡単なものではありません。それでお金持ちになれるのならだれでもお金持ちになっています。

 本書は筆者である本田健さんが20歳のときにアメリカを回ったときに出会った一人の高齢なユダヤ人の大富豪ゲラー氏との実話を元にした話です。

 ゲラー氏は第二次大戦のときにナチスの手から逃れアメリカに渡り、裸一貫からダイヤモンドのセールスをはじめ大富豪となりました。大富豪になるまでのエッセンスを実践を交えながら健青年にレクチャーしていき、しだいに健青年も成長していきます。

「幸せな金持ちになる17の秘訣」と副題にある通り、本書は17の項目で構成されています。はじめのほうは大富豪になるための準備段階を説きます。

 たとえば今の社会の成り立ちとは。信頼される人間になることの意味。人を見る目を養い、直感力を高める必要性。好きなことを仕事にすることの大切さ。このようにまずは大富豪に必要なベースを学んでいきます。

 そして後半になるにしたがって、「売る力」となるセールスの必要性。人を惹きつけるスピーチ力。人脈を作り、最大限に使うこと。自分のビジネスを持つ。さらには豊かになって、その豊かさを周囲にも分け与えることの重要性と続いていきます。

 最後は健青年がこれらのエッセスをどれほど吸収したかのテストを行い、締めくくります。

 本書を読んだからといっても今日明日で富豪にはなれません。人によっては1年で進み始める人もいれば、5年かかってもまだ進みだせない人もいるでしょう。

 ただ本書にも書かれていますし、これまでわたくしが読んだ多くのお金持ちを目指す書籍やビジネス書などにも書かれていることですが、ある程度のお金持ちになるには自らビジネスをはじめること。これはほとんどの書籍に書かれていることです。

 その理由も同じです。それは会社勤めのサラリーマンがどれだけ売上を上げても、会社から受け取る給料は決まっているからです。たとえ100万でも1000万でも、売れば売るほど受け取れる給料も上がるかと言えば、けっしてそうではありません。もしかして金一封があるかもしれませんし、次回の査定には影響があるかもしれませんが、大幅に給料が変化することはないでしょう。

 お金持ちになりたければ自分のビジネスを持つ。それは自分が売り上げれば売り上げるほど収入にも反映されるからです。自分の頑張りしだいでいくらでも稼ぐことができるからです。

 しかしこのビジネスは自分が好きだと思えることでなくてはなりません。好きであればどんなに苦しくても諦めないことができるからだと思います。

 これが好きでもないことだと、身も入らなければ、力も入らなくなります。このようなことも本書だけではなく、わたくしが読んできた多くの同系の書籍に書かれていたことです。

 ではなぜ、こういった本が世の中に多く発行されているにもかかわらず、ほとんどの人がお金持ちになれないのか。夢見る富豪になれないのか。

 それは、これらの本を読むだけで実践していないからです。どんなに小さくても、たとえ一人従業員でも、実際にビジネスを始めていないからです。

「そんなことはわかっている。だけどそんな簡単に起業できない」

 と多くの人が思うことでしょう。そして読むだけで終わって、実践しない。そしてまた書店に行き同じような書籍を手にして、

「今度こそは」

 と決意を新たにレジに向かう。これの繰り返しです。

「お前だってお金持ちでも富豪でもなんでもないじゃないか」

 と言われるかもしれませんが、そのとおりです。実践してないですから。わたくしも読むだけで実践していないからお金持ちにもなれないし富豪にもなれていないのです。今は。

 なぜ、多くの書籍に「自分のビジネスを持つ」「小さくても起業すること」と書かれていると思いますか。

 それは、そこにこそ真理があるからです。ビジネスのことでなくても同じです。

 健康に痩せるにはなにが大事かということがあったとして、たとえば「運動と適切な食事」と多くの書物に書かれていたら、そこに真理があるのです。それだけ多く書かれることはそこに一つの「解」があるのです。

 お金持ちになるには起業することが遠回りに見えて一番の近道なのです。自らのビジネスを持つことが富豪への第一歩なのです。

 これと同じように貯めたお金を貯金ではなく、投資に回すこともお金持ちになるための道なのです。

 本書はあらためてわたくしに起業の大切さを教えてくれた一冊になりました。

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