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トルコ機がロシア機を撃墜。薄氷な結束が露呈すればISの思惑

THINKs THINKs-日常のこと

トルコ機がロシア爆撃機を撃墜

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 先日、トルコがシリア領内に近い自国領空をロシア空軍が侵犯したとして、ロシア軍のスホーイ爆撃機2機のうち、1機を撃墜したとニュースになりました。

 トルコはシリア国境に近い自国の領空に接近したロシア機に5分間で計10回、進路を変更するよう警告したようですが、2機は17秒間にわたり侵犯をおこなっていたということです。

 トルコ機がロシア機を撃墜したあと、ロシア機からパラシュートで脱出したパイロット2人のうち1人は地上からの銃撃で死亡したとロシア軍が確認しています。

 またロシア軍は捜索にヘリを派遣しましたがシリア北部の反政府勢力から銃撃があり、ロシア兵1人が死亡したということです。

 北大西洋条約機構(NATO)は、加盟国トルコの要請で緊急理事会を開き、ロシア機がトルコを領空侵犯したことを確認。トルコを支持するとし、この一件によりロシアが報復などの行動に出ないよう警告しました。

 スホーイ撃墜を受け、ロシア軍はシリア領内の基地の防衛強化を目的に、シリア沖にミサイル巡洋艦を派遣すると発表、さらにトルコとの国防当局間の連絡を中断するとしました。

 ロシア機墜落をとらえた映像がこちらに掲載されています。

www.bbc.com

 プーチン大統領は撃墜行為に対してトルコを非難。ラブロフ外相は予定されていたトルコ訪問を中止しました。

世界大戦とはならない!?

 なんだかきな臭くなってきましたが、これで、

「第3次大戦だ!」

 とはならないと思いますが、そうはいってもなにが原因で、どうなるかなんてわからないですからね。

 トルコが正しいことを言っているのか、ロシアが正しいのかはわかりません。トルコが領空を犯したと言っても、ロシアは犯していないと言うのは分かりきったことで、これはいつまでたっても平行線でしょう。

 一つ言えるとすれば、われわれの情報はいつも西側から、ようするにアメリカ寄りの情報ということです。

「そりゃそうだろ。ロシアよりアメリカが信用できるんだから」

 本当にそうでしょうか。わたくしはロシアが正しいと言っているわけではありません。はじめから固定観念を持って物事を考えてはいけないと思うのです。

 あまりに報道が偏ったことになると、ロシアの孤立を深めて、それこそ思わぬ方向に向かうかもしれません。

 ロシアはシリアのアサド政権を支援しており、アサド政権の反体制派を攻撃しています。今回も反体制派を空爆していたと思われます。

 アメリカ側、ここではトルコもそうですが、アサド政権を非難して、反体制派を支持しています。

 そして、ロシアもアメリカも、また多くの国が共通してISを攻撃しています。

 フランスパリのテロ事件後、ロシアも含めて、多くの国がIS攻撃で協調し始めた矢先の出来事でした。

 表面上の共通の的はISでありますが、裏に目を向ければそれぞれの国の思惑も見え隠れしています。

 テロに屈しないという世界の結束が、思いのほか薄氷であることが露呈してしまうことがあれば、それこそがまさに、ISが狙っていたことになるのかもしれません。

この考え如何なものか。

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