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一人で考えることは大切だが、吐き気がするほど悩むときは誰かに聞いてもらう

THINKs THINKs-日常のこと

人間の考えは液体のようなもの

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 行動を起こすことは大切なことですが、その行動が無謀であってはならないと思います。

 考えすぎて行動を起こせないことはよくありませんが、ある程度の計画を立てて、実行に移せるのであれば、そうしたほうがいいとわたくしは思っております。

 行動を起こすにも、まずは考えなければなりません。人の考えは、案外しっかりしているようですが、思っているほど強固ではありません。

 思考の上に思考を重ねて、その結果、できあがった一つの形が「これ!」というものであっても、なにか一つの些細なことや、誰かのちょっとした言葉で振り出しにもどります。

 あれだけ時間を費やして考えた、自らが最良だったと思うことでも、それはけっして強固なものではありません。砂の器のようにもろく、砂上の楼閣のようにはかなく崩れ落ちます。

 しかし、そのような『ブレ』はあって当たり前です。それを悲観して、

 「おれはなんて意思が弱い人間なんだ!」とか、

 「なにをやってもダメな人間だ」、

 なんて思わなくてもいいのです。

 人が考えることは液体と同じで、常に形を変えます。ドロドロとしたものです。

 「よし! この考えでいこう」

 と決意しても、何らかの力で簡単に形を変えてしまいます。平面にあった水が、少しの傾きで流れ行ってしまうようなものです。

 しかしこれは悪いことばかりではありません。もし苦境に陥ったときに、いつまでも同じ考えを持っていてはさらに苦しい立場に自らを追いつめてしまいます。

 状況に応じて柔軟に考えや方向性を変えることができるから『水』はいいのです。

『水は方円の器に随う』

 というように、人や環境によって良くも悪くも変わってしまいます。

 ただ、状況に合わせて思考を変えることは、最初の一歩を踏み出したあと。零を一にしたあとのことであります。

 行動に移せれば、その場その場で最善策を考えればいいのです。

 飛行機を飛び降りてからパラシュートを作る。

 それぐらいの気持ちがなければ、まだ飛ぶべきではありません。前進しているときほど人間は強いと思います。

 では、まだ一歩も踏み出せていないとき。ドロドロとした液体の考えをどのように強固なものにできるのか。

 それは誰かに想いを聞いてもらうしかないとわたくしは思います。

水のような思考には器が必要

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 『メンター』とはよく言われますが、あなた自身のことをよく知っている。またはあなたの意見に偏ることなく冷静に判断できる人に聞いてもらうことが大切だと思います。その聞いてもらうことが、あなたのどろどろとした液体の考えに形を作る『器』の機能となるのです。

 人は相談するとき、そのほとんどは、二つあるうちのどちらかに考えが傾いている傾向があります。

 ではなぜ相談するか。それは今ある自分の考えをより強固なものにしたいと考えているからです。

 よくあるのは、仲良しこよしに話を聞いてもらう行為。これは大方反対意見ではなく自分の考えに賛同してくれると思えるから相談するのではないでしょうか。そのほうが人間は気持ちがよくなりますから。

 簡単な悩みならわたくしはそれでもいいと思います。一人で悩んで悶々としているぐらいなら、仲良しこよしにでも相談してすっきりしたほうがいいでしょう。

 しかし人生に左右するような悩みであるなら、的確に冷静に意見を言ってもらえる人に相談したほうがいいでしょう。人生を左右する悩みを抱え込んでいるぐらいですから、本人は己の思考に対する視界は狭くなっているはずです。柔軟な頭になっていないかもしれません。

 そういったときに信用できる人に相談すると、別の視点から意見があるかもしれません。自分では気がつかなかった小さな気づきがあるかもしれません。

 だれかに話を聞いてもらうことは、さまざまな角度から物事を考えて、狭くなった自らの視野を広げると同時に、あらためて考えを整理して、的確な器に収まることで考えを強固にするものだと思います。

 考えがぶれるのは意志が弱いからではありません。形のない考えを入れる器がないだけなのです。

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