三井住友建設がマンション傾斜問題で謝罪したけど、あんたらわかってんの?
あるまじき姿
横浜市のマンション傾斜問題で三井住友建設が初めて会見して謝罪しました。
もうだいぶ昔の話のような気がしますが、まだまだ続いています。
テレビでは次から次へと飛び込んでくるニュースに対応するため最近では大きな時間を割くことはなくなりましたが、このまま問題を小さくするなんてことはないと願いたいものです。
さて、マンションを販売した三井住友建設ですが、わたくしもすべての会見を見たわけではありませんが、元請けとして謝罪しながらも、
「管理体制に落ち度はなかった」
と述べたり、
「旭化成を信頼していた」
「裏切られた」
などと会見しました。
これね。本当に止めた方がいいと思いますよ。下請けも以前の謝罪会見で
「担当者が悪い」
とか、責任転嫁のような発言していたけど、そういう企業の姿って醜い。
元請けの三井住友建設の会見ですけど、マンション購入者は、
「三井住友ならいい」
とか、
「大手だし安心だ」
と思って、一生に一度のマンションという大きな買い物をするわけですよ。
実際は三井住友の下請け、孫請けが大きく関わっているんだけど、
「下請けが日立ハイテクノロジーズなら安心だ」
とか、
「旭化成は大丈夫だろうか?」
なんて気に留める人がどれだけいますか?
そんなことまで購入者が分からないから元請けの三井住友がしっかりと管理しなきゃダメなんじゃないの。
それを「信頼していた」とか「裏切られたとか」とか、三井住友建設さん、
「なに言ってるんだあほんだら!」
ですよ。
そしてね、謝罪なんだからとにかく謝るんですよ。わたしたちは悪くないって気持ちはあるかもしれません。細かく調べたらた三井住友建設に落ち度はないかもしれません。
だけどね、そうであっても謝る。とにかく謝る。まずその姿勢が大事なんですよ。
これまでも自己責任とか流行したときにいくつも謝罪会見がありましたよね。海外で誘拐された人の家族や、遭難した人の関係者が、とにかく救ってくれ。と謝罪の言葉もなく自らの主張を伝えたことが。
間違ったことはしてないのかもしれませんが、人間の感情って、まず謝罪しろ。迷惑かけたことを詫びろ。みたいなところあるんですよね。
だからまず、非があることを認め、誠意をつくして対処していく。それだけでいいんです。
落ち度はなかったとしても、一歩下がって三歩進んじゃダメなんです。三歩下がって一歩進むぐらいにしないと体裁が悪いです。
しかしいつも思うんですけど、謝罪会見でどうすれば印象が悪く映らないとかをレクチャーする人がいないんですかね。大手なら危機管理部ぐらいあってもいいんですがね。
この考え如何なものか。