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モバイル決済の『スクエア(Square)』が上場申請。IPOはどうなる!?

TwitterのCEOジャック・ドーシーが創業した『スクエア』

squareup.com

 『スクエア』という米企業をご存知だろうか。モバイル決済で躍進しているベンチャー企業で、2015年10月14日にニューヨーク証券取引所に上場申請を行いました。

 CEOは現在のTwitterのCEOに再度就いたジャック・ドーシー。スクエアとの兼任になり話題になりました。

 2009年創業。2014年の売上は前年比54%増の8億5020ドル、日本円でおよそ1010億円です。

 2015年度の上半期は前年同月期と比べても51%増となっており成長を続けています。

個人同士でのカード決済が可能に

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 一般的にカード決済は個人対企業でした。わたくしたちが買い物をしたとき、支払いをカードでする場合は、企業がカード決済機能を備えていることが条件にありました。しかし、カード決済機能を備えるためには申請から承認に時間がかかり、また信用問題ですので高い実績が求められます。それにより申請が取らないこともありました。

 さらに決済ごとの手数料と毎月の維持費もかかります。もし無理にカード決済を導入しても実際に現金が振り込まれるのは数カ月先になります。

 このような事情から小売店ではカード決済はできないという店舗も少なくありません。カード支払いが主流の今、現金主義というのはこういった背景もあるのかもしれません。

 スマホが普及した今、誰もがスマホ一つで買い物を行い、決済まで完了する時代です。煩わしい思いまでして小売店がカード決済を導入するでしょうか。

 そこで近年ではカード支払いを楽にするシステムが作られています。

 その代表企業は誰もが知っている『ペイパル(Paypal)』です。世界最大のオークションサイト『ebay』が子会社としていましたが、先日スピンオフしてニューヨーク証券取引所に再上場しました。ペイパルに代表されるように世界では決済システムの進化が止まりません。

 スクエアは小規模小売店でもカード決済が導入できるようにシステムを開発したこと。さらに個人間でのカード払いを可能にしました。

スクエアリーダー

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情報:ホームページより

 小型の四角いブロック状のものをイヤホンジャックに差し込むだけでスマートフォン、タブレットでカード決済を行うことが可能となります。もちろんiPhone、Android、どちらにも対応しています。

 高性能のPOSレジシステムにより、決済の受付だけでなく、デジタルレシートの発行、在庫管理、レポート作成などが可能となっています。

 さらに気になる料金ですが、スクエアはビジネスの種類やその規模に関係なく手数料は、

カード決済時:3.25%。

10000円の取引で9675円が銀行に振り込まれます。

カード番号の手入力による決済時:3.75%。

10000円の取引で9625円が銀行に振り込まれます。

 このほかの、

  • 初期導入費用
  • 月額固定費
  • 口座開設費用
  • 銀行振込手数料
  • 解約料
  • キャンセル料

なし。

 指定銀行であれば売上代金は最短でよく営業日に入金されます。

 ただ一つ注意が必要なのは、使えるクレジットカードはビザ、マスター、アメックスだけとなっておりJCBはいまのところ使えませんので注意が必要です。

セキュリティー面

スクエアはセキュリティー面でも力を入れています。カードがスワイプされたと同時に取引き情報を暗号化、スクエアの自社サーバーでトークン化して保存されます。取引き情報は監視されていますので、代金が口座に入金されるまでモニタリングされています。

 また、不正取引が行われないように、不正取引を未然に防ぐアルゴリズムを使用して事業主と顧客の両方を守ります。

吉と出るか凶と出るか。スクエアのIPOに注目

 一昔前ならクレジットカード導入には障壁が多かったですが、今の時代は本当に手軽に、しかもたった今からでも導入できます。アメリカには似たようなフィンテック企業がごろごろしていますのでスクエアもさらなる成長と技術革新をおこなっていかなければなりません。IPOが成功に終わったとしても決算でこけないようにしてもらいたいものです。

この考え如何なものか。

squareup.com

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