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『貯金兄弟』竹内謙礼、青木寿幸【著】を読んでみた

BOOKs

マネー戦略

貯金兄弟 (PHP文庫)

貯金兄弟 (PHP文庫)

 

  ベストセラー『会計天国』著者のシリーズです。これまで『会計天国』『戦略課長『猿の部長』とあり、本書は最新作となります。

 わたくしはそれぞれのシリーズを知っていましたが、本書をはじめに読みました。とくに理由はなかったのですが書店に立ち寄ったときに平積みされていたので購入しました。

 内容はわたくしの好きなお金に関してのことになっています。お金の問題を取り上げる過程で、題名の通り兄弟の人生ストーリーが進んでいきます。

 母を亡くした幼い兄弟は、義父の暴力を耐える日々を送っています。ある日、住んでいた家が火事になり義父が大やけど、兄弟は家からも義父からも逃げ、二人で力を合わせて暮らし、成長していきます。

 有名国立大学を卒業後、広告マンになり高収入でありながら金遣いが荒くなった兄、宗一郎。高卒で消防士となった貧乏性の弟、翔太。お互いの金銭感覚と考え方がぶつかり合いながらも、結婚、家庭を持ち、そして老後までの時間の経過が書かれています。

 本編は6章から成っています。簡単に紹介すると、

  • 大卒か高卒か
  • お金を貯める気があるのになぜ貯まらないか
  • 生命保険の選び方
  • 住宅ローン金利は固定か変動か
  • 持ち家か賃貸か
  • 老後の貯金

 お金について考える入門書

 取り上げられている内容は、頻繁に比較されるものばかりです。大卒か高卒か、という比較も、一昔前なら学歴社会として大学卒業は有利に働きましたが、終身雇用が崩れた現在、そして少子化による大学全入時代、さらにネット社会によるボーダーレス時代の現代に本当に大卒という肩書きが必要なのか。

 ほかには生命保険の比較。ローンの金利の問題。そして長いこと比較されている賃貸と持ち家の問題。どれもがわれわれの生活に関わることだけに、興味がないでは済まされないことばかりです。

 専門的な内容の、書店で売られているような書籍ではないので、詳細に検討したい方には物足りないと感じるかもしれませんが、これまでお金について関心がなかった方には入門書として本書からはじめてみてはいかがでしょうか。

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