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中国経済だけが原因なのか。シェール革命バブルに隠れたものは

アメリカ株価

●S&P500

8/24 1893.21

8/25 1867.62

8/26 1940.51

8/27 1987.66

8/28 1988.87

●NYダウ

8/24 15871.35

8/25 15666.44

8/26 16285.51

8/27 16654.77

8/28 16643.01

 

落ち着かない一週間

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今週は投資家にとって落ち着かない一週間だったのではないでしょうか。世界中で株の下落があり、アメリカに至っても月曜日のオープニングで大きな下落から始まりました。わたくしの保有中の株も大きく下落しています。みなさまの銘柄はどうでしょうか。しっかりと選別して購入した株ならばけっして悲観的になる必要はありません。経済の行方を見極めて投資戦略を立ててください。

 

問題は不鮮明な中国経済?

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今回の世界の株安に端を発したのは中国といわれています。その予兆は今年に入ってからの下落で見え隠れしていましたが、つい先日、大きな中国株の下落がありました。慌てた中国政府は株の売買規制や、なんだかよくわからない犯人探しなどを躍起になって行いました。名ばかりの資本主義だったことを証明してしまいました。

 

多くの投資関係者が言っていますが、中国が出す経済指数は信用できません。と、いうよりも正しいのかそうでないのか、だれにもわからない。なんぼでも政府が操作できることは、なんとなく、だれにでもわかっていることでありまして。だからこそ株の売買停止なども鶴の一声でできるわけです。

 

ただわかっていることは、中国株は急激に下がっているということです。バブル状態になった不動産投資。マネーは株へと向かいました。株価の上昇と同じように多くの人々が群がりましたが、今年に入りフリーフォール状態。ネットニュースでは株の下落のため自殺者も出ているとかいないとか。株での損失を埋めるために、今後は不動産の売却が始まるのではという向きもあります。そうなれば次に襲ってくるのは不動産価格の下落です。中国当局は現在の株価下支えに加え、不動産価格も支えることができるのでしょうか。

 

シェール革命。本物の革命か。それとも詐欺か。

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どなたでも一度は聞いたことがあると思いますが、アメリカでは数年前からシェール革命といわれることが起きています。

 

わたくしが説明するまでもないとは思うのですが、簡単に説明すれば、地表深くにあるシェース層といわれるところにはガスやオイルがあり、それをながーい棒で掘り進め、ここ、という部分で水圧破砕という技術を使って地層を崩し、ガスやオイルを採取します。これがシェールガス、シェールオイルといわれているものです。これによりアメリカは原油輸入国から世界有数の輸出国に変わりました。これが小学生でもわかるシェール革命の概要です。オイルのための戦争をアメリカはしなくて済むようになりました。

 

このシェールオイルですが、採掘コストが高いうえに、2、3年で油層が枯渇してしまうといわれているため、次々に穴を掘って新しい採掘を行う必要があります。しかし採掘を行っても採算が合わなければなりません。そのボーダーラインは1バレル50〜60ドルといわれています。サウジアラビアなどの原油生産国は1バレル30ドル台でも採算が取れるとしているので、これが正しければ、現在の原油価格は45ドル前後ですが、今週は40ドルを切りました。シェール企業は掘れば掘るほど赤字となる自転車操業となる苦しい経営になってきています。

 

ちなみに今年2015年1月にシェールオイルを手がけるWBHエナジーが経営破綻。また3月にもシェールオイル開発大手のホワイティング・ペトロリアムが身売りを検討中というニュースも流れました。

 

シェール企業がその開発資金調達のために社債を発行しているようです。その社債はジャンク債といわれ一般的に高リスクのものになっています。このようなジャンク債を発行してシェール企業は開発資金を得ているとされています。

 

問題はこの社債ですが、みなさまの中にも購入している方がいるかもしれません。流動性が低いので普通には購入は難しいですが、この高リスク社債をいくつも束にしてCBO(社債担保証券)として加工して、それを投信に組み込めるようにします。その多くはハイイールド債などの名目で投信として売られています。高い利回りを売りにしていますが、その分リスクも高いということです。これはサブプライムローンのときに問題になった構図とよく似ています。高リスクの債券はそのままではリスクが高いですが、さまざまな社債と束にすることでリスクを見えなくする方法です。その投信に先行きに暗雲が立ちこめているシェール企業の社債が混じっていると…。

 

中国発の株安が、なんらかの歪みを世界経済に与えているかもしれないとわたくしは考えております。

 

わたくしは専門家ではないので正確なことは言えませんし、みなさまに恐怖を与えているつもりもありません。巷で言われているさまざまな情報を知って、わたくし自身の投資戦略の参考にしているので、その情報をみなさまにも知っていただければと思っているのです。

 

くれぐれも投資は自己責任でお願いいたします。

 

この考え如何なものか。

株価チャート:yahooファイナンス

 

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