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ギリシャ問題。延命治療継続。国民投票はなんだったのか。

 中国経済の問題の前にギリシャ問題が解決したようです。解決という言い方は正確ではなく、これまでのように問題先送り。延命治療が続けられるということでしょうか。

 ニュースなどによれば17日、EUがギリシャへのつなぎ融資となる72億ユーロ、日本円でおよそ9700億円を承認したとあります。

 これでギリシャは今後3年、救済プログラムが決定するまでの資金を確保したことになります。

 それに伴ってなのか、およそ3週間休業していた銀行営業を20日から再開するというニュースもありました。一日60ユーロに制限されていた引き出し額も一週間420ユーロになるようです。

 今回のつなぎ融資によってギリシャが滞らせていた返済ができるようになったようで、それによりIMFはギリシャはデフォルトではなく延滞していたという表現で片付けましたが、どうなのでしょう。

 延命がよかったのか悪かったのかは時間が経過しなければわからないことですが、融資を受けるということはギリシャは緊縮策を受け入れたということになります。じゃあの国民投票はいったいなんだったのかと思わずにはいられません。国民はこれ以上体制の言いなりになって緊縮策に我慢するのはいやだとギリシャ政府に「No!」を突きつけたわけですが、蓋を開ければ緊縮策を受け入れた形になりました。

 わたくしの考えでは経済問題よりもギリシャがEUを離れてしまうということに、EU側が危機感を持ったのではないかと思います。だから表の顔では「おい! これ以上金返さないならどうなるかわかってるのか!」と脅しつつ、裏の顔では「まあまあギリシャさん。そう結果を急がないで」となっていたのでは。

 もしギリシャがEUを離れるということになれば近づいてくるのはロシアです。EUはもちろん、アメリカもロシアの動きは気になるところだと思います。

 ギリシャは地理的に非常に重要な位置にあります。もしギリシャがEUから脱退となっていれば、EUの安全保障にも大きな支障がでてくることはわかります。実際にギリシャとロシアはガスパイプラインの建設について基本的合意がなされているとニュースにありました。

 EUにとっては経済問題以上にギリシャの存在が大事なのかもしれません。

この考え如何なものか。

では今日はこのへんで。

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