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資産のすべてを円で持つリスク。円高のときにドルを買っておく

長期で見れば円安

円安が続いております。1ドル125円と50銭ほどでしょうか。120円を突破してから堰を切ったように125円まで行きました。

 

ネットニュースでは121円あたりで溜まっていたドル売りのポジションが一気に吹っ飛んだことが一因ともありました。円安も120円あたりが限界ではという予想からこの水準でドル売りの厚い壁があったのでしょう。

 

わたくしも年内125円はあるかもしれないと思っていましたが、しばらくは120円あたりを上下と考えていました。以前も書きましたが年内130円があるかないかですね。

 

ところで資産を持っている方々はどのようなものを保有しているのでしょうか。日本人の多くは円資産ではないでしょうか。それも銀行の円貯金。

 

ここ数年は株高の影響で株にも興味を持っている人も少なくはありません。しかし日本人の気質なのでしょうか、データからも円貯金の割合が50%を超えているのがわかります。

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出典:日銀「資金循環 日米欧比較」

 

4年ほど前、円は1ドル70円台でした。アベノミクスなどと言われるものが始まり、インフレ目標2%。どんどん円は刷り続けられてます。

 

さまざまな要因があるにせよ、円は1ドル120円を超え、円の価値はおよそ50%も下落しました。基軸通貨のドルに対して価値が50%も下落しました。

 

銀行貯金はどうでしょう。大手メガバンクの利息は0.025%ほどでしょうか。1年前に預けた100万円は100万と250円になっています。

 

しかしインフレのため生活物価が1%あがったとすると預けていた100万円は99万円の価値に下がっています。「インフレで現金の価値は下がるからモノを持とう。株や金融商品を買おう」の大合唱のもと日本株は騰がり続けています。

 

しかしこれはGPIFやその他の公的資金が株の比率を増やしていることと、彼らが買い続けている間はその相場に乗ればいいということで、外国人投資家が買っているにすぎません。株価が下げても公的資金が買い支えるので投資家は安心して相場に乗ればいいだけです。

 

円安になっても、インフレになっても、銀行の利息がつかなくても、株高を知っていても、なぜ日本人は消費に走らないで円資産を持ち続けるのか。

 

これは長年デフレの中で生きてきたわたしたちの生活環境なり、性格なのではないでしょうか。消費大国のアメリカと日本を同じように比べるのは無理があります。

 

高名な経済学者が説くデフレ脱却の方法を海外の国と同じように日本に当てはめるには無理があるのではないでしょうか。同じ型にはめてもはまりません。日本人は長年デフレの中で身の丈にあった生活をして、お金を無駄遣いせず、こつこつと貯める気質です。株なんていうものは本当に一部の人しかやっていないのではないでしょうか。大多数の人はデータが示すように現金、そして保険や年金という安全資産になっています。

 

そういった人たちにインフレを起こすからモノをばんばん買おうなんていったところで、一体どれだけの人がついていくのでしょう。「株高だから景気がいいじゃないか」なんて本気で思っていたら、あまりにも庶民の生活を知らなすぎます。そもそも株を持っていなければ株高なんて無意味です。「企業の景気はよくなる」というならどれほどの人の給料が上がったのでしょうか。贅沢に走りたくなるほど給料は上がりましたか。

 

ふたたび円高に戻るのでしょうか。

 

わたくしはこのまま円安時代が続くのではないかと思っております。ドル高アメリカ一極体制になるのではと考えれば、円だけで資産を持つリスクを考えなければならないとわたくし自身に言い聞かせています。

 

資産運用は自己責任です。

 

wabisuke.hatenablog.jp

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