スポンサーリンク

祝 1万PV突破記念 これだけは読んでほしい『小説(海外作家)』編

 とうとう作家編まできました。今回は海外作家のかたです。翻訳で物語の感じ方もちがうのでしょうが、日本人作家にはない魅力があります。

 

1位:『百年の孤独』(ガブリエル・ガルシア・マルケス著)

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)

新品価格
¥3,024から
(2015/5/30 06:12時点)

 ガルシア・マルケスの代表作です。ラテンアメリカ文学の火付け役となり、日常のものとそうでないものが合わさることで、その内容からマジックリアリズムともいわれています。ガルシア・マルケスは1982年にノーベル文学賞を受賞しています。『百年の孤独』、初版は1967年。日本語版は1972年に刊行されました。

 蜃気楼の村マコンド。村の開拓者であるブエンディア一族の草創、隆盛、衰退、そして滅亡へと向かう100年間が語られています。不思議な力を持つ者。豚のしっぽが生えた者。個性的なキャラクターと、幻想的な出来事、人間であることの葛藤が書かれています。

 正直、わたくしはいまだによく理解していません。かっこいいことを言いたかったのですが、本当に理解できない。それでいて、なんか読みたくなるんですよね。気になるというか。是非一読ください。不思議です。

 

●2位:『ゴドーを待ちながら』(サミュエル・ベケット著)

ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)

新品価格
¥2,592から
(2015/5/30 06:13時点)

 いいですよ。なにも起こらない。ただ待っているだけ。ゴドーを。

 専門的な人ならば、本書をさまざまな角度から検証するのでしょう。いや、すでにされています。わたくしはそのようなことはできませんので、読んでどうだったかというぐらいです。

 サミュエル・ベケットの戯曲です。舞台は木が一本立つ田舎の道。ウラディミールとエストラゴンの2人の浮浪者が、ゴドーという会ったことのない人を待ち続けている場面から始まります。ゲームをしたり、くだらない会話を続ける。

 ないも起きないことを不思議がらずに読んでいくと、なかなか面白いです。なにか起きることが当たり前じゃなくて、むしろこういったものが本来の姿なのかなと。日常の断片を切り取ったみたいな。いつもなにか起きているわけじゃないですからね。そういったことでは保坂和志さんの小説もなにも起きないな。いや起きているんだけど、それを感じさせないリズムなのかも。

 

●3位:『隠し部屋を査察して』(エリック・マコーマック著)

隠し部屋を査察して (創元推理文庫)

中古価格
¥856から
(2015/5/30 06:14時点)

 グロテスクなんだけど読める。残酷でありエロチックなんだけど読んでしまう。収められたどの作品にも美があります。

 とある村では少年が上半身を180度ねじられ蜘蛛人間にされたり、ある島の男性は、女司祭によって毎年身体の器官を1個ずつ切除されたり、題にもなっている『隠し部屋を査察して』は月に一度、6つの隠し部屋を査察し、報告する「査察官」の話など、言えば、世にも奇妙な、的なものなのですが、わたくしは本当に面白く読みましたよ。

 海外の作家はあまり好まなかったわたくしですが、7、8年前に本書を読んだあたりから海外の作家の本を読むようになりました。そういった意味ではこの本も切っ掛けの一つです。

スポンサーリンク