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ギリアド・サイエンシズの近状

相変わらず話題が絶えないギリアドですが、少し前に第1四半期決算が発表されました。

[ロサンゼルス 30日 ロイター]- 米バイオ製薬大手ギリアド・サイエンシズGILD.Oが30日発表した第1・四半期決算は、純利益が43億ドル(1株当たり2.76ドル)となり、前年同 期の22億ドル(1.33ドル)からほぼ倍増した。C型肝炎治療薬の販売好調が業績をけん引した。

 調整後1株利益は2.94ドルで、トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリスト予想平均の2.32ドルを上回った。

 製品の売上高は52%増の74億1000万ドルで、このうちC型肝炎治療薬の「ハルボニ」と「ソバルディ」が45億5000万ドルを占めた。ドイツ銀行によると、アナリストはC型肝炎治療薬の売上高を35億ドルと予想していた。

 ギリアドは通期の製品売上高の見通しを従来の260億─270億ドルから280億─290億ドルに引き上げた。

 ギリアドは2013年末に「ソバルディ」の販売を開始し、価格が高過ぎるとして議論を呼んだ。しかしその後同業のアッヴィABBV.Nが競合製品の販売を始めてシェア争いが激化した。

 ソース元:ロイター

 

上記のように問題ない四半期決算でした。アッヴィのヴィキラ・パックの影響があるのではと言われていましたが、ギリアドを崩すのは困難ではないでしょうか。ある情報によればアメリカのC型肝炎患者320万人のうち90%以上でギリアド製品が使われているという報告もあるようです。

 

 

また、少し前にバーテックス買収の噂もありました。

 ギリアドの第1四半期の決算報告を受けて今後の動向が注目されています。ギリアドの会長兼最高経営責任者のジョン・マーティン氏が専門分野の治療薬を保持している会社に興味があり、また企業にとって有意になる買収に意欲的であることを示しめしています。

 今後の嚢胞性線維症治療訳市場の進出に向けてバーテックスの買収に45億ドル提示する可能性がありました。しかしここにきてバーテックスのライバル会社 のコルブス(Corbus)が嚢胞性線維症の第2相試験を計画していることからこの買収計画が先延ばしになる可能性も出てきました。

 バーテックスは2012年FDAから嚢胞性線維症治療薬カリデコの販売承認を受けて2014年は464億ドルの売上があります。遺伝子変異を有する患者を対象としているために米国では7万人の嚢胞性線維症患者がいるなかの少数しか治療対象としていません。

 現時点では併用療法を用いて様々なタイプの嚢胞性線維症に対する有効性を試している段階ですが、この製品の売上高は2020年には1.1億ドルあるとアナリストから将来性が見込まれています。バーテックスの時価総額は30.51億ドルあります。

 一方コルブスは嚢胞性線維症を対象にした抗炎症薬レスナブ(Resunab) があります。2015年4月に米国嚢胞性線維症基金から500万ドルの支援を受けて嚢胞性線維症によって肺が瘢痕化した成人患者を対象にした第2相試験を実施予定です。

 またレスナブは全身性強皮症への有効性も今は試験しています。これらの試験で良い結果が得られたらこの製品で4億ドルの売上高が得られる見込みがあるとアナリストは予想しています。コルブスの時価総額は82.17億ドルあります。

 ソース元:アメリカ株ドットコム

 

バーテックスはバイオ創薬会社で、C型肝炎、HIV治療薬、嚢胞性線維症の治療の開発に取り組んでいます。この点においてギリアドと重なる部分があるのでギリアドによる買収観測が流れてたのでしょう。現在は噂の段階になりましたが、ギリアドの潤沢なマネーを考えればさらなる成長のために買収はあるかもしれませんね。たいていこういうのはなにか動きがあったはずで噂で終わることはないとわたくしは考えております。

 

では今日はこのへんで。

 

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