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『リスクを取らないリスク』堀古英司【著】を読んでみた

 

 10年ぐらい前までは株式ニュースをよく見ていてニューヨーク中継で堀古さんが出ていたのを覚えています。そのホリコ・キャピタルの堀古さんの著書です。

 題の通りリスクについて書かれた内容となっています。「ハイリスク、ハイリターン」「ノーリスク、ノーリターン」。リスクを取らなかった日本経済と世界との比較。さらに今のままリスクを冒すことなく進んだ場合に想定される日本の行く末など、通貨、年金、企業のあり方についての考えが書かれています。

 また、わたしたち自身のリスクの取り方にも焦点を当てています。投資に対する考え方、投資だけではなく働くということに対してのリスクの取り方など、筆者の考えが記されています。

 「リスク」の量が大きくなれば、それに伴う損益も振り子のように振り幅が大きくなるもの。読者それぞれの置かれた環境によってどれほどの振り幅まで我慢できるかはわからない。リスクによるリターンは必要ないと考えるならば危険を冒す必要もない。ただ、われわれは日本に住んでいる限り、ある程度は、国が進んでいく方向性は見えてくるはず。少子高齢化は今に始まったことではなく、それに伴う年金問題も予想できたもの。著者はそれらを前提にして「リスク」の取り方、「リスク」の考え方を記している。

 ただ一つ残念だったのは、投資に関して自らの宣伝も入っていたことである。

リスクを取らないリスク

リスクを取らないリスク

 

 

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