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スローライフなんて蹴っ飛ばせ!

 

 一時期呪文のように唱えられていた『スローライフ』はどこいったのですかね。わたしが聞かないだけでまだはやっているのですかね。

 特に耳にしたのは老後に地方に行って生活するとか。自給自足で老後を満喫とか。詳しい人から言わせるともっと細かいことがあるのかもしれませんが。

 今はネットで仕事ができる時代ですから東京にいる必要性はないかもしれません。そういう意味では福岡は盛り上がってますが、これは別の意味での地方都市活性化の例だと思います。なぜIT関連企業が多いのは詳しくはわかりませんが、東京とのアクセスのよさ、ITが強い韓国との距離、環境の面からは震災へのリスク回避などもあるのでしょうか。「妖怪ウォッチ』のレベルファイブも福岡、LINEも福岡に拠点を設けたようですから、これからも福岡は盛り上がるかもしれないですね。

  福岡の例は別として、わたしは老後に地方に住むという夢なんて考えない方がいいと思いますよ。本当に大変だと思います。この大変さは生まれ育った人じゃないとわからないと思います。ましてや雪国なんて年取った人には酷です。

  わたしは生まれも育ちも北海道です。北海道の人は地元愛が強いといいます。たしかに友人の多くは今でも北海道に住み、結婚し、家庭を築いています。ですがね、東京に行きたい願望も強いんですよ。これは北海道に限ったことではないと思います。

 高校の修学旅行。今では海外が海外に行くこともあるらしいですが、わたしの時代は北海道から東京、京都が主流でした。地方から行くと東京のデカさがわかります。駅ごとに街があるようなものです。銀座一つの大きさが、わたしが生まれ育った「街」の大きさでした。それが、東京には駅ごとに地方都市の一つの「街」があるのですから、一度訪れれば憧れにかわります。

 若い時なんて東京への憧れ、大都市への憧れを強く持ちます。東京一極集中が続くのもそういったことがあるだろうし、そうすると有望な若者が東京で就職して、さらに有望な人が東京で起業する。ますます東京に集中する。都市と地方の差は広がるばかりです。それなのに地方再生とか言っても笑っちゃいますよ。

 例えばある程度年取って、65才とか、それぐらいの年齢で北海道に来たとします。物価は安いとか言います。たしかに家賃は安いです。東京ワンルーム7万なら、北海道で2LDK、へたすると3LDKなんて物件もあります。蓄え、年金で十分生活できます。

 金銭的なことなら問題ないと思いますが、実生活が大変です。札幌ならまだしも、車は必需品です。東京は標識、案内掲示板、施設の設備など、高齢者にとって本当に必要な物が揃っています。どこにいってもエレベーターを見かけます。そういった設備は都市だからできることです。ここまで地方は優しくないです。

 北国なら一年の半分が雪との付き合いです。毎日雪かきするんですよ。あんな重労働ないですよ。さらに車移動なら雪の上を走るんです。若い頃のように運転できますか。

 わたしは逆だと思うんですよ。若いときは地方で生きる。若い力があれば地方だって活性化されますよ。そうして年を取ってから東京なり大阪なり大都市に移住する。大都市は高齢者にとって不自由しない優しい街です。どこ行くにも交通網が発達してますし、エレベーターもエスカレーターもあって、バスだってノンステップなる段差がないバスが主流です。

 「スローライフは東京で」どうですかね。

 

 では今日はこのへんで。

 

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