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昭和レトロな『The 銭湯』月見湯

月見ができる銭湯

札幌第二弾となります。

わたしは風呂に浸かるのが好きなので、休日前の夜などは家で風呂に浸かります。

都内ではなかなか銭湯には行けないので、地元に帰ったときは銭湯にも行きます。

今回も実家近くの銭湯に行ってきました。

 

 

「危ないから」

「銭湯に行くわ『月見湯』だっけ?」

 

わたしがそう言うと、母親がタオルを用意してくれた。

タオルを入れた手提げ袋の中に、財布とスマホを入れたわたしを見て母親が、そんなものは持って行くんじゃないと言った。

理由を訊くと「危ないから」。

 

まさか母親はわたしがスラム街かマフィアのアジトに潜入するとでも思っているのか。

 

『月見湯』

 

たしかに、もしわたしが強盗に襲われ倒れたり、マフィアに銃で撃たれて倒れこんで空を見上げた姿になれば、月を見て死んで行くはずだ。なるほど『月見湯』とはうまいことつけたな。

 

「えっ? 月見湯て危ないの?」

 

母親が言うには、鍵のロッカーがないからだというのだが、世界が人工知能や自動運転に騒いでいる現代において、まさか鍵付きのロッカーがないなどとはどういうことか。

 

「いや、鍵のロッカーぐらいあるでしょ」

 

そうわたしが言っても母親はあるとかないとか、なんだかはっきりしない。

 

とりあえず小銭入れとスマホだけ持っていざ月見湯へ。

 

 

ケロリン

f銭湯 月見湯

 

なるほど。ここが『月見湯』か。危険な匂いは外観からは感じられない。では中へ。

 

都合上写真は撮れていないが、まず鍵つきの下駄箱が早速あるではないか。そして風呂上がりに休憩できるスペースもあり、豊富な種類のジュースも売っている。銭湯には定番の瓶のコーヒー牛乳もあってなかなかのもの。

 

番台のお姉さんにお金を払い中へ。

 

ほう。これは広い。東京ドームほど広くはないが、学校の教室ぐらいの広さはある。

そして問題のロッカーだが、鍵つきのロッカーは、

 

あるではないか。鍵つきのロッカーがあるぞ、お袋。

 

その銀色に輝く四角い差し込み式の鍵が、「これでどうだ!」と言わんばかりの勇ましい姿を見せつけている。あやうくプラチナ素材と間違えてしまうところだっだ。

 

わたしは一糸まとわぬ姿になり、ゴムに通された鍵を左手首につけて準備を整えた。

 

「ズン、ズン、ズン」

 

ドアを開けて中に入ると、金曜の夕方からけっこうな人の数。ふむふむ。これで人気の銭湯ということがわかる。

 

イスとおけ、、、。

 

「おけが、、、。ケロリン」

 

ケロリンのおけを見られるとは。これは流行りでおいているのではない。この使いこんだ黄色いケロリンおけ。まさに年代物だ。何十年も使われている年期を感じるぞ。

 

そしてもっとすごいことが!

 

蛇口が、

 

なんと、

 

赤と青の二つ!

 

お湯と水が出るツートップではないか。

 

今のスーパー銭湯は温度調節ができるハンドルが横についていて、ペダルみたいなものを手で押すと湯が出てくるのだが、この赤青の戦士をこのタイミングで見られるとは。

 

 

ケロリンのおけでザッと体を流し露天風呂へ。

 

「おーっ」

 

この湯から空を見上げれば月が見える。まさに「月見」。そしてこの露天風呂は「トルマリン風呂」。聞いたことのある宝石の名だが、説明には「奇蹟の宝石」と。

  • 「寝つきの悪い人」
  • 「疲労回復」
  • 「冷え性の人」

などなど。よくあると言えばよくある効能だが、ありがたく堪能させてもらおう。

 

しばらく備え付けられたテレビで地元の情報番組『どさんこワイド』の「奥様ここでもう一品」を観て、何十年も経っているのに星澤先生の変わらぬ姿に恐怖すら覚える。

 

露天風呂で体を温め、そして内風呂へ。

 

 

内風呂の種類も豊富。ラドン、電気、超音波、水風呂、サウナもラドンとスチームサウナなど。

 

ジェットバスに見えるが「超音波」と書かれている風呂へ。

「うーむ。背中に勢いよくジェットが。凡人には超音波は感じないが、ジェットの力強さは背中にぐいぐいくるぞ。これは小宇宙。まさに『パラダイス銀河』」

 

館内に流れる光GENJI。そこからの福山雅治の『虹』。そして坂本九の『明日がある』と新旧入り乱れチャンポン。

 

そうこうしているうちに徐々に人の数も増え、わたしは頭と体を洗い、そしてもう一度風呂に浸かり一丁上がり。

 

 

フルーツ牛乳

脱衣所に戻ったときはもう風呂にはたくさんの人。おそるべし、月見湯。

 

そして風呂上がりははやりこれ! これを飲まなければ銭湯のシメにはなりませんな。

フルーツ牛乳

フルーツ牛乳。120円也。

 

フルーツ牛乳

久しぶりに飲みました。甘すぎず、さっぱりした味わいでいいですな。火照った体に染み渡ります。

 

 

『月見湯』

昭和30年から続く老舗銭湯。銭湯とは言え、増築を行って今では「スーパー」な銭湯になっています。

料金は420円。火曜定休。

 

みなさま、是非『月見湯』にお越し下さい。わたしもまた行きますぞ。

 

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